このところ、原作は映画鑑賞後に読むことが多かったけど、今回は敢えて先に読んで、あと1998年の大林宣彦監督作品も観た。
なのでワクワクとか新鮮な気持ちはないんだけど、そういう前提での感想。
時代と舞台を変えて良く纏めたのではないかと思った
家族を失う喪失感、加えてマイノリティの所在なさなど、孤独感のような悲しみは原作より強調されている。
なんでクィア設定入れてくんの？って思ってたけど鑑賞してみると必要あったかもねと考えが変わった。
『生きるLIVING』は昨年だったっけ？
舞台をイギリスに変えるのは意外と成功パターンなのではと、今作を観て思いを強くした。
ただひとつすっきりしなかったのが、
同じマンションに住むハリーのさいごの表現。えっそれで終わるのか？って思っちゃったのは、やはり原作読んでしまったからだろうなあ。
1998年版との比較は割愛。
そもそも映画製作の表現・技術が今と違いすぎるしね。
