Amazon Prime配信の新作クリスマス映画 by エディ・マーフィ。ありがちなクリスマスの装飾コンテストから大きくファンタジーへ振れていく設定は面白い。適度に軽くて、クリスマス休暇に気楽に観られる作品です。
120分とこの手の映画にしては長いにも関わらず、無駄が多くて物足りないというちょっと皮肉な結果に。
まず重複が多すぎる。長女と長男の設定が思いっきり被っているし、テレビ放送の司会の男女と人形になった男女の夫婦漫才風のやりとりも同じ、さらに手に入れる指輪の数も多すぎてただの繰り返しになっている。
そんなこんなで時間がなくなってしまい、主人公クリスの手作りの装飾と木のぬくもり、彼の父親としての葛藤とプレッシャー、お向かいさんとのライバル関係など、本来クリスマスらしい温かみをもたらしてくれるはずの主人公クリスに関する設定がストーリーに全く活かされず未処理のままで... 特にクレジット中の後日談はあり得ない😑(絶対こうすべきという対案はコメント欄で！)。
現代が舞台ながらもあまりITやテクノロジーを感じさせない作りは全体に好感でした。
