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The Marsh King's Daughter(原題)のnoborushのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

The Marsh King's Daughter 2023年作品
6/10
ニール・バーガー監督
デイジー・リドリー ベン・メンデルソーン ギャレット・ヘドランド
ギル・バーミンガム ブルックリン・プリンス
父親(メンデルソーン)が狩りの仕方を娘(プリンス)に教えるシーンから始まる。
家族は森に住んでいて、自給自足の生活をしているのだけれど、あるとき
母親が娘を連れて夫から逃れで町に助けを求める。
実は父親は後にMarsh King(沼地の王)と呼ばれる人物で、女を拉致して
森で子供を産ませて家族を作っていたのだった。
娘は保護され父親は刑務所に。
20年後、娘は文明世界に溶け込んで暮らしていたが、父親が脱獄してしまう。
ごくごく普通のナチュラリストにみえるメンデルソーンがナチュラルに狂っている。
その存在感が素晴らしいのだけれど、メンデルソーンだけでは作品の求心力が
足りない。リドリーは生真面目すぎというか、観ていてこっちが疲労を感じる。
今の家族を守るために、娘が父親と戦うのだけれど、父親の教えを忠実に守って
いるのは父親冥利に尽きる。
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