ダースポール

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のダースポールのレビュー・感想・評価

4.5

三日前はオッペンハイマーって気分じゃなく、こちらを観て来ました。

まずはね、私と同年代のジジイババアへ。
この映画のタイトル、
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』
↑↑↑この中に【デ】が何個あるか?、老眼鏡を使わずに数えられるかな?、もし裸眼で数えられたら、あなたの目はまだまだ若いよ✨
ま、むきになって無理してやらない方がいいぜ。気持ち悪くなるから🌀😩😛


ところでこの映画は、

ん?ん?ん?

『エヴァンゲリオン』っぽくて、
『インデペンデンスデイ』っぽくて
『ゆるキャン△』っぽくて、
『メッセージ』っぽくて、
『かがみの弧城』っぽくて、
『ドラえもん』っぽくて、

ん?ん?ん?
いったいこの映画はどこへ向かうのか?

ん?ん?ん?、
と思っていたら、いきなりエグいホラーになって、
『ゲゲゲの鬼太郎』っぽくなって、
最後は、
『宇宙戦艦ヤマト』っぽく終わった。

今回は二部作の前編だし、まだいろいろと不明な部分もあるので、結末を見てみないことには感想は言えないタイプ。

でも、ハッキリしたことは、この映画は、

【危険極まりない現在の日本】

それをメタファーしていることには間違いない。日本中で皆んな騙されているのに、それでもなお、まだ気が付いていない愚かな我々への警鐘です。
(例えば現在の紅麹)

しかも、結構、ヤバいくらい過激にそれを主張しています。
この先の展開次第では『福田村事件』と同等に過激になる可能性もあるかも。
ただ過激なだけでなく、エンタメ色も濃く描かれているので、ドップリとハマりました。

さて、この物語はいったいどんな結末を迎えるのだろうか?、と、純粋に後編を早く観てえ〜、って思ったので、☆4.5付けたけど、後編の結末次第では☆1.0へと急降下する可能性のある映画でした。多分、後編は☆1.0になると思う。


追記
『前編』で共感したところ
・おそらく多分、原作者は井の頭線沿線に在住である←実は私も在住
・原作者は『ドラえもん』を否定している←実は私もドラえもん否定派