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007は二度死ぬ 4Kレストアのkentarismのレビュー・感想・評価

007は二度死ぬ 4Kレストア(1967年製作の映画)
3.4
4Kレストア版を劇場で。小学生の頃にVHSをプロジェクターで観て以来。

・今回の4Kレストアで観た作品で二度死ぬは異様に音響面が強まってた印象。ガンバレルは絵面と音の派手さに乖離があったような。本作はジョン・バリーのスコアが結構良いので、これを劇場で聞けたのが嬉しい…

・とにかく若林映子が可愛いすぎてやばい。ウルトラQ 4K版でもゲスト出演した回で見惚れてしまったが、高画質で眺められてメロメロになった。

・謎のトルコ風呂とか日本人への変装で笑ってしまう。吹替られてるせいで、どう聞いても丹波さんの声じゃないのも面白い。

・劇中の地理はめちゃくちゃで急に凄く離れた場所になってたりする。撮影の都合なんだろうけど、これは大人になってから観ると気づいてしまうなぁ。ただ昔の赤坂周辺の景色が見れたのは感動した。あんな街並だったんだ。

・ツッコミどころもあって笑えるのに妙にスケールを感じてカッコよく感じてしまうのはレジェンドなフレディ・ヤングの撮影やケン・アダムのセットの素晴らしさだなぁと感心。観ていて楽しすぎる。

・ただし特撮はしょぼい。デレク・メディングスが関わったのはムーア時代だったんだな。

・ブロフェルドの小物感…!!

・ショーン・コネリーとロイス・マックスウェルの組み合わせって最高だなぁ。
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