こんな映画みたいなことあるんだ。フォン・エリック一家のことを何一つ知らなかっただけに、展開がハードで衝撃的だった。実際にはもう一人息子がいて、その息子も自殺したらしい。映画よりも現実の方が残酷なことって中々ないよ。親父が一族の呪いを認めないのって、親父自身が呪いの根源でもあることを自覚しているからだと思うわ。
プロレスと映画の親和性は相変わらず高い。台本や観客を楽しませるために演技をするという点で似ている。普通に劇中の試合がめちゃくちゃ面白い。一族の呪いに葛藤する演技よりもプロレスの試合の演技の方が良かった。
