たむ

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者のたむのレビュー・感想・評価

2.9
ザック・スナイダー監督版の『スターウォーズ』であり、『七人の侍』といった感のあるSF大作の第二章です。
ついに反乱が始まるわけですが、ケレン味たっぷりのアクションシーンの数々は、肉体アクションからバトルシップものにも進化。
主人公たちの過去や因縁も明かされていきます。
配置されていくキャラクター達が一気に動き出すクライマックスの構成は展開は流石に凄まじい迫力で描かれます。
とはいえ内容は既視感たっぷりのスカスカなもので、神話的なスペースバトルとはいえ…な作品ではあります。
また二部作だと思ったら…などんでん返しもあり、このシリーズにいかほどの需要があるのかは謎ですが、また観てしまうでしょう。
ザック監督にちゃんとしたシナリオライターをつけたら良いのでは?と思います。
演出に徹したら、と思ってしまうわけですが、『バットマンvsスーパーマン』はオスカー脚本家だったことを思い出し、やはりこの分野で突き進んでほしいと思い直しましたね。
たむ

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