くぅー

映画 マイホームヒーローのくぅーのレビュー・感想・評価

映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)
3.9
【my映画館2024#11】

“いつか本当に、全てが赦される日が来るのだろうか。”

»娘のヤバい恋人を殺してしまった父親が家族を守るために、推理小説から学んだテクニックを駆使して半グレ集団と奮闘する、人気マンガ原作のTVドラマの完結編となる劇場版。

はい、TVドラマを見てた派なので、あの続きの7年後となれば見たくなる訳で…ダレることなくスクリーンを見れてましたね。

そう、本作はTVドラマを見てないと魅力半減の劇場版かと…軽く説明はあるものの、ドラマ版では見所だった間島恭一との応酬がほぼ語られないし。

で、映画版では、ドラマ版で父親に協力していた母親の゙出番が減り、代わりに警視庁入りした娘が大きく絡んで来るあたりは面白い…歳の離れた息子ができたの゙には驚きましたが。

うん、古参の゙キャラの本領発揮に、新たなサブキャラの登場にもニヤリで、ラスボスはやり過ぎ感はあるも悪くないし…映画版となるとやはりサクサク進みすぎだけど、スクリーンで無理に派手にしがちなケースは避けて、しっかり巧みに仕上げてたかと。

なお、俳優陣では、まずは佐々木蔵之介…ドラマ版から大変お疲れ様でした。
齋藤飛鳥…映画版で一気に躍動。
木村多江…ドラマ版の影のヒーローは小休止。
高橋恭平…ドラマ版では準主役でしたが、終盤にやっと見せ場。
音尾琢真…本領発揮でしたね。
津田健次郎…楽しそうにヴィランしてました。
宮世琉弥…ここでも爪痕残しました。
さらには、立川談春に大東駿介に、淵上泰史に神野三鈴らのサポートも良き。
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