片腕マシンボーイ

さよならモノトーンの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

さよならモノトーン(2023年製作の映画)
2.7
タヌキちゃうんかったんかい!

幼い頃に毒母から離れ叔父に育てられたシュウタは、家族代行サービスっつ〜バイトを始めたんやが……って話

え?いやいや、大原優乃ちゃん演じるヒロインがやたら偽善臭くてオマケに天性のタヌキ顔やからばタヌキに化かされてるんとちゃうか?思った……って話ではなくてやね、主人公を演じた男の子がね、途中で……あれ?この子「仮面ライダーギーツ」のタヌキか?思ったんやが、舞台挨拶で出てきたん見たら全然顔違うくて、タヌキちゃうんかったんかい!なった、って話よ

そうね、久しぶりに週末休みやったからば舞台挨拶つきのんなんかやってねぇかなぁ?調べたらば……「黒鍵と白鍵の間に」は仲さん登壇するっぺぇが!ぺろぺろ、チケットぴあとかめんどくさいな……、あ!こっちは大原優乃ちゃん登壇すっし気になっていた作品やからこれにしよう!ぺろぺろ、って観てきたよ、なんせ優乃ちゃん以外にも木村知貴と川連廣明も出ているマシンボーイ得よぉ!ぺろぺろ

結果……胡散臭いヤツしか出てこねぇし暗いし思ってたんと違った〜、ってちょいとゲンナリしたぁ、うん、マシンボーイ的にはね観終わった後にフィルマに
家族代行のバイトに行った一家がキチガイ犯罪者一家で洗脳されて犯罪の片棒担がされるんよ、こわ〜ぺろぺろ
って書く予定やったんに、思っていたんと全然違う、虐待、イジメ、自殺揃い踏みな陰気なドラマでアタフタしたし、出てくるキャラの大半が激根暗やったり胡散臭かったりクズやったりで微塵も共感出来ひんしやね、そもそも重いストーリーの割にちょいちょい設定が雑やから軽く見えんのが如何ともし難いのよぉ
誰とも話さなくて良いから倉庫のバイトしていた陰気な人見知り主人公がいきなり家族代行サービスのバイトしよう!なるはずなかろうもん!いきなり主人公に寄り添ってくるヒロインもちょいと新興宗教かマルチ商法の勧誘でもしようとしてるんやろ?思ってしもたわぁ

ただね、家族代行サービスで入り込んだ一家のぎこちない雰囲気はマシンボーイ好きやったしね、木村知貴演じるお父さんだけはマシンボーイもぐふぅ……お父さん!スンスンって観れたからばね、やっぱりお父さんが高額バイトに釣られてやってきた糞ガキ共を血祭りにあげるサイコスラッシャーなら良かったよなぁ!なったし、大原優乃ちゃんはそんなサイコ知貴に子タヌキを犬の餌にされておかんむりな母タヌキが化けた人の姿役でね、嗚呼恐ろしき殺人鬼VS化けダヌキ映画観たかったなぁ!思ったよ
うん、殺人化けダヌキ役とか明るくて天真爛漫なイメージの優乃ちゃんにはぴったんこな役な気がするね!

あ、川連廣明はいつも通りに安定のクズのチンピラ役で、さっさとこのバカをクビにしろよ……ってハラハラしたんやが、化けダヌキ展開あるならば、やっぱり川連廣明もタヌキ顔やし大原優乃ちゃんと共に復讐にくるも人を化かし襲うんが楽しくなっちゃって暴走した挙句に猟師に撃たれてタヌキ鍋にされちゃう役かなぁ……スンスン、最高
そん時は本作には微塵も関係ないが猟師役は川瀬陽太と諏訪太朗コンビ!タヌキの長老役は森羅万象でお願いします!ポンポコ!


追伸
舞台挨拶の優乃ちゃんは可愛かったが、木村知貴も川連廣明もいなかったんよ……残念!