ヒデルバーグ

52ヘルツのクジラたちのヒデルバーグのレビュー・感想・評価

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
4.3
母と愛妻と行く予定だったが、21時40分からは遅すぎるけん、て事で母脱落。

2人で観てきた。
私、原作未読。妻熟読。

私達の個人的な話し合いの結果。
原作読んでからの鑑賞がお勧めかな。
映画観てからの原作よりもスムーズに、端折られた場面とかが脳内補足されるらしい。
隣の席妻は私が「えっ❓なんでここで❓こんな最初から❓」て場面でハンカチ握りしめて泣いてたしね。わからん。
まあね。あれだけの小説を2時間ちょいにまとめるなら切らないかんとこも端折らな入らん場面も沢山あるやろうし、強調せないかん場面も有るやろしね。

やけど私的には、え❓は❓これどうゆう事❓
とか言う場面はほぼ無かったと思う。
故に映画からでも問題は無いと思います。
が、やっぱね。心情とか、それぞれの人の繋がりやそれぞれのエピソードや、それぞれの救い。
など原作を読まないと足りない部分も多々有るらしい。
ので、これから妻の本借りて読みます。

心がザワザワして胸がぎゅーっと締め付けられる映画やった。
それぞれの登場人物の苦しさ刹那さ心の葛藤。
それぞれ皆が52ヘルツのクジラでした。

そして悲しい、辛い、苦しい場面も一杯やったけど、救いの場面も溢れてて、特にラストも本当に本当に良いシーンやった。
あの心の底からの笑顔に私は涙が止まりませんでした。

夜行観覧車で名女優の片鱗を見せ付けてくれた
杉咲花さん❗️凄い俳優になりましたね。
本当に素晴らしかった。心を打たれました。
とても良い映画をありがとうございました。

小説に感動していた母にももう一度映画も観り❗️ってお勧めせないかんですね。