いち麦

身代わり忠臣蔵のいち麦のレビュー・感想・評価

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)
4.0
誰もが良く知っている忠臣蔵の話をよくもまぁ、こんな荒唐無稽な人情喜劇にアレンジしたものだ。吉良上野介の弟=孝証の、素直で人情溢れる人物像が魅力。一応、肝心な部分の結末だけは史実通りに合わせた上で、破茶滅茶でも物語の中では万事辻褄が良く合っていて引っかかるところがないことにも大いに感心。結構笑えたし胸も熱くなった。でも笑わせてるのがほぼムロツヨシだけなのがちょっとしんどい。欲を言えば林遣都や星田英利ら脇もコメディ・リリーフとしてもっともっとボケて欲しかったかな。
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