のりくんママ

夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方ののりくんママのレビュー・感想・評価

3.7
近くのミニシアターで予告編を見て、面白そうだったので鑑賞。
観客は、中高年の女性が多くて、後ろの席の女性が上映中にクスクス笑ったり、ヒソヒソ話をしていたり、最後は拍手をしていました。結果、ミニシアターの空間が、「いいぞいいぞ」と言う雰囲気に。

私は、家族や周りに小中学生がいるわけではないのですが、最初に登場したのが長野県伊那市立伊那小学校で、この地名は、社員が元気なことで有名な、かんてんぱぱの伊那食品という会社があるところだという認識でしたので、何だか繋がりがあるのかなぁというふうに考えてました。

すべての校長先生が魅力的ですが、私は、最も破天荒な感じの校長先生の言葉で、①はっとさせられたことと、②うるっとしたところがありました。
①アメリカの選挙権が18歳からに引き下げされたのはベトナム戦争の年だった。
②親は子供が生まれた時には感動して元気に育ってくれればそれでいいと思うのだが、少しずつ欲が出て、背が高くなって欲しいだとか、優秀な成績で、とか思ってしまう。

この映画に対するアンチテーゼではないですが、もし自分の子供に学校から宿題が出されず、通知表もなかったとしたら、迷わず塾に通わせてしまう、自分はそんな親だと思います😅

ナレーションの小泉今日子に若干の違和感、音楽のRCサクセションは良い。
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