《英雄》ナポレオン・ボナパルト。
フランス革命後の混乱の中、彗星の如く現れた不世出の天才戦術家にして冷徹な独裁者。皇帝へと上り詰めた彼の真実の物語を巨匠リドリー・スコットが描いた歴史スペクタクル作品。
個人的に日本史はそれなりに詳しいけど、世界史には疎いので知識的な好奇心も加味して楽しみにしていた作品だが、とりあえずフランス革命から始まる。
つまりいきなりあの人のギロチンシーンからのスタートで、世界のキタノのアレに続いてまたまた生首登場。どうやら巨匠は首が好きなようだ（笑）
まぁ冗談は別として、作品はよくぞこの尺の中に彼の波瀾万丈な生涯を入れれたなぁ‥と。彼自身の外面的な強さと内面的な弱さが見事に描かれていてリドリー・スコット作品のならではの魅力を発揮。反面、外交や戦いまでの経緯などに関してはかなり端折ってあったけど、これはその辺の書物やウィキなどの膨大な資料を各々で調べてくれ‥って事なのかな？
そして最大の見どころは圧巻の戦闘シーン。この映像はスクリーンで体験してほしい。かくいう自分もなぜIMAXで観なかったのか後悔（これで無くエクソシストを選んだ事を特に‥笑）
キャスティングに関してはホアキン・フェニックスの足は長すぎる、短足の人にしなきゃ‥ダメダメ、これじゃ僕がやったほうがピッタリだな（笑）
