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女王陛下の007 4Kレストアのkentarismのレビュー・感想・評価

女王陛下の007 4Kレストア(1969年製作の映画)
3.3
・4Kレストア版で鑑賞。久々に観返すと結構ダルいな部分あるなと感じ、評価を下げざるをえない。

・ジョン・バリーのスコアは今作がベストだと思っている。シンセを活かした70年代的なスコア。ガンバレルからずば抜けて良すぎないか。

・空撮の出来が凄く良い。雪山のスケールを感じる素晴らしい映像。

・スケート場でダイアナ・リグを写すティルトアップ。あの表情。最高。

・見た目は良いのに中身が小物すぎるブロフェルド。スキーうますぎて笑ってしまう。

・レイゼンビーへの変更でボンドの身体性を強調した場面が多い。役者自身が動き回るのはクレイグもそうだが、役者の身体性が高くてアクションの激しさが重視されると笑いにくくなるってのはあるのかしら。コネリーやスタント任せなムーアのゆるゆるアクションはユーモア味でオチをつけざるを得ないというか。
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