文玧は今年もライブ中

プリシラの文玧は今年もライブ中のネタバレレビュー・内容・結末

プリシラ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

バズ・ラーマンのエルヴィスとセット視聴を推奨。エルヴィスの御殿とか似たようなカットあったし。それにしてもすごい家作る。パルテノン神殿かニューヨーク公共図書館かい。
エルヴィスサイドとプリシラサイド。
エルヴィスのことは本当あまりにも知らなかったけど
どうやって出会った、ん?兵役中。とかびっくり。
ごりごりファンとスターの恋愛だったし
スターも兵役行かせられるとか今で言うバンタンとペンが出会ったみたいな感じですとかトークショーで言われていたけどいやそれ全然違うと思ったわ。何でもかんでもバンタンと絡ませときゃいいとか思われてる感。

プリシラの意思がどんどんかき消されていくのが辛い。
バイトもできない服もメイクもダメ出し。エルヴィスのゆるやかな支配下。14からの甘い言葉で籠絡。
確かに柄物は似合わなかったけど
たまたまその服が合わなかっただけで探せば似合う柄絶対あるのにと思ってしまった。私なら探す。
あんなバカでかい家に一人。圧倒的に孤独。大勢いても孤独。寂しさがひしひし画面から伝わってくる。
バックで花火が散ってキスするシーンとか
さすがのセンスだった。フォトジェニック。
ケイリー・スピーニーはよく演じてたな。少女から疲れた大人。
ジェイコブ・エロルディとの絵になる身長差。ほんとにあんな差があったのかな。

すごく淡々としたラスト。ぷつっ。
でもそれがなんかとても良かった。こんなもんでしょ人生って。
世の映画のエンディングがドラマチックすぎ。
そして今まで神がかり的な音楽センスを数々の映画で見せてきたソフィアが今回もやった。I Will Always Love You.なんと。いつもキャピキャピして明るい印象のドリー様。
すんごいとこ引っ張り出してきた。エルヴィスの楽曲使えなくてもウルトラC技出してきた。さすがだ。
ボディガード久しぶりに見ないとと思ったよ。