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いつもうしろにのwksgknchのレビュー・感想・評価

いつもうしろに(2023年製作の映画)
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いつもうしろに
※夢見るペトロと同時鑑賞

CFのリターンにて鑑賞。田中さくら監督作品。
田辺・弁慶映画祭セレクション2023(弁セレ2023)の東京開催にて。

「いつもうしろに」(2023年)
引っ越した新居で片付けをしているショウタ、気ぐるみを着た女性に出会い、一緒に行動していく中で、思い出や過去にもう一度対峙し、自己を顧みる、一般的には後悔は良くないとされているが、それを肯定とも違う気がしないでもないけど、コメントや舞台挨拶であるように誰かに寄り添うような感じは良いと思いました。

鑑賞後に舞台挨拶があり、互いの出演陣が互いの映画の感想を話したり、当時のお話しなどが聞けて貴重で良い時間だった。
総じて、田中さくら監督が自らの感覚や日常で感じている事柄や対話とか、こぼれ落ちてしまう瞬間を大事にしつつ、世界観やイメージがしっかりと作り込まれていると感じました。その勢いでまとめている、まとめられるのが30分くらいで、だからこそ90分や120分の長編映画で、どのような作品を作るのか、楽しみ。これまでの延長線にあるのか、大衆に向けた'映画'を作るのか、これからも作り続けてほしいと思った。
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