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キラーコンドーム ディレクターズカット完全版のizuのレビュー・感想・評価

3.8
ホモとホモと同性愛者に包まれた、チンソも吹っ飛ぶラブストーリー

32cmのおちぬちぬを持つホモの刑事。
今NYのとある売春宿で、男達のちぬちぬが切り落とされる事件が発生し調査を進めていくと衝撃の事実が判明。
ちん殺しの正体はなんとコンドーム!!さらに刑事のカタタマーも噛み千切られてしまう...

25年ぶりに映画館に降臨。グッズも豊富、先着特典で本当に使える’’キラーコンドーム’’を配布。笑
特撮にはあの死姦大傑作「ネクロマンティック」を生みだしたユルグ・ゲットブライトが担当。

「キラーコンドーム」とタイトルにある通りコンドームが男のちむちむを狙って襲ってくる!!な映画ではあるしキラコンちゃんがあり得ないくらい可愛くてたまらない癒し映画なんだけど、それ以外がとにかくおホモかつおホモのラブストーリー。

まずこの映画にはジャケットやポスターにいるようなビキニの女性なんか登場しない。(性格に言うと登場するがオープニングに本当に少しだけ)
基本売春宿でのホモ達の会話や、警察署でのやり取りがメイン。
キラーコンドームが登場し街を襲い大暴れ!!チンソも吹っ飛ぶ!!ワーワー!!!な映画を期待していると映画の冷静さに肩透かしを食らってしまうと思う。
個人的にあくまで’’キラーコンドーム’’はストーリーのおまけというか、ひとつのスパイスに感じた。
ただキラコンちゃん登場時はしっかりと面白いし、何より本当にかわいい。
某トマトを連想させる鳴き声もかわいいと思わせる素晴らしい要素だった。

肝心なストーリーは、刑事がキラーコンドームを追うと同時にもう1つのものが展開されていく。
基本の会話劇はとてもコミカルかつ「キラーコンドーム」なだけあって下ネタ満載でただの「ちんぽ!」な下ネタだけでなく、’’下ネタも交えたコメディ’’みたいな感じで結構笑えた。
「ナニはあんたより小さいが喪失感はデカいぞ!!」

でも実際、キラコンちゃん登場よりも別ストーリーの方が圧倒的に真面目に作りこまれてるし、キラコン要素が3だとしたらこっちが7まである。
それでいて意外にもテンポが良く無くて、退屈とまでは行かないもののおはなしが少し長くて多くてねむねむにはなってしまったのが否定できない。。
だけどこれ系の作品で118分あるわりにはほぼほぼ退屈はしなかったと言える。

あとラストにはかなり王道と言えるような展開があって、良い意味でも悪い意味でも「こんな映画でこの展開をみることになるとは...」って気持ちになった。
でも個人的には思ってた以上にキラコンちゃんがでてこないのが!!!!!かなしい!!!!!!!!!!!!

視聴 2023年8月4日
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