いきなり陽気に踊るおじさんのお尻を見せられて、『あ、これはいい映画だな』と直感してしまう謎の魅力が全編に溢れていた。
何がワサビなんだろう…?と不思議に思いながら、それが明かされた瞬間からガラッと世界が変わった。
希望と絶望の対比が凄まじく、胃が痛い…。
悲しみや怒りに対抗する手段に"復讐"を選ぶということ。
人が抱える"闇"と向き合うことの難しさと大切さを考えさせられる。
きっかけはインド人監督が描く日本映画への興味というだけだったけど、観て良かった。
登場人物の心境が掴みづらくて、中々情緒不安定な感じを受けざるを得なかったんだけど、全体的にパワーがあって、今後もどんどん頑張って欲しい!