Kota

赤と白とロイヤルブルーのKotaのレビュー・感想・評価

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
4.0
“殻に篭れば安全だが、一生何も変わらない。”

NYタイムズのベストセラー小説を原作に、イギリスの王子とアメリカ大統領の息子の恋愛を描く。テンポも良く、物語もフィールグッドで、何より主演二人がまぁイケメンだからそりゃ評価も高くなるやつ。随所の演出も可愛いんだよな(電話のシーンとか)。

保守的なイギリス王室と、再選を控え世論に敏感なアメリカ。現実に起きたらこんなに上手くはいかないのだろうけど、世界の多様化と受容に希望を持たせてくれる映画だった。アメリカ側の側近やボディーカード、大統領(ユマ・サーマン)が一瞬で二人の関係を受け入れる事にも国柄(や目指したい姿)が強くでているなぁと。ニコラス・ガリツィンがまじで絵に描いたような王子様顔で、憂のある目元に一瞬でファンになってしもた…。
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