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ネズミは天国がお似合いのeigajikouのレビュー・感想・評価

ネズミは天国がお似合い(2021年製作の映画)
4.0
EUフィルムデーズ2023
素晴らしい出来でエンタメ性も高く、普遍性のあるパペットアニメーション。
日本語吹替えで登場キャラの名前を英語風な名前に変えてたらアメリカ製アニメーションと思うかもしれない。(英語版(US)トレーラーとチェコ語版トレーラー見たら実感できる↓)
(チェコ語版トレーラー)
https://youtu.be/Y8v2FbyYsS8

(英語版(US)トレーラー)
https://youtu.be/FFqroY5zahU

特にキツネの造形は『ファンタスティック Mr.FOX』を想起。

EUフィルムデーズ2017で見た同じくチェコ出品の実写人形アニメーション『リトル・マン』がとても好きなので、今回も期待して見たのだけど、上質なアニメーションではありますが、自分としては『リトル・マン』や『クーキー』みたいなティールロヴァー、ゼマン、トルンカ、シュヴァンクマイエルなどのチェコアニメの巨匠たちの系譜に繋がる今のチェコ作品を見たいという気持ちが強いので、そんな作品をまた見たいと思いました。1989年のビロード革命後のチェコでは芸術性の高いアニメには製作資金が集まらないといことは分かっているのですが…
『リトル・マン』のプロデューサーが民主化前の人形実写アニメの技術の継承が途切れてしまったと言われていました。
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