陰茎にも睾丸にもびっしりピアスのダサいパンクス（ニックケイヴの息子なの）がたむろするクラブのトイレの鏡みながら歌い出すオープニングからもうあんた女優って感じでワクワク。日常に退屈した美少女が迷い込むファンタジーその世界も現実も地続きな地獄めぐり。わたしもあなたについていきます。この作品はみたひとがそれぞれに感じてください的な思わせぶった気取りゼロの正攻法で、気分はすっきり心でガッツポーズしながら楽しさが身体にグングン入ってくる。蛾の研究してる教授先生をニューヨークで散財させて朝まで眠らせないわ「私を病人だと思って」つってマットグレーのマニキュア所望。期待通りのものを買う自信ないよ、ってそりゃ不安になるよ先生も。マットグレー難しい。映画撮ってますカルチャーカップルに持ち上げられての面接のシーンは最高。「イアン・レイノルズ NUDE」で検索。ロケ撮影のマサカー逃れて優しく軟禁、森はいいよ森はっていいわけねーし、やばそーだった兄貴に気に入られて音楽すき？EDMすき？って自作CDいらないけどあれどーした？太った親友ちょう可愛いし、妊娠に自殺に帰ってもいろいろあるけど、従姉妹が医療薬物ならいつでも手に入るって言ってるしあの子の煙草の吸い方サイコーだし。監督はサフディ作品の撮影していたお方だそうでサフディまわりやっぱいいセンスしてるーーほんとおもしろかった。
