Kota

ブラインドネスのKotaのレビュー・感想・評価

ブラインドネス(2008年製作の映画)
2.7
“見た目なんて、名前なんて関係ない。”

ある日突然“目が見えなくなる”伝染病により人類は瞬く間に失明。そんな世界で目が見えたままであった女性(ジュリアン・ムーア)は失明した旦那を守るために自分も失明したと嘘をついて隔離施設に入ることに…。

“ナイロビの鉢”や“シティ・オブ・ゴッド”の監督で、最近だと“二人のローマ教皇”が凄く好きだったから楽しみに鑑賞したけれども、「胸糞悪くて恐い」これに尽きる映画だった…。視力を奪われた事により、壊れていく人間性や生活水準。地味だからこそリアリティがあって、施設の中での強姦シーンは見ていられなかった。

誰も“名前”で呼ばれないのが印象的。ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、伊勢谷友介と木村由乃というメンバーは面白いけど、内容的に特にこのご時世にはあまりオススメできないな。
Kota

Kota