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哀れなるものたちのsnowwhiteのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
あまりに凄いものを観たのでちゃんと書きたいと思い置いていて書くのを忘れてしまっていた。

端から端まで歩いて30分かかる、街ごと全部作ったセット凄かったです。CGで処理する事も出来るのに、敢えて実物で作ったセットが最高でした。
ヨルゴス・ランティモス監督お得意の魚眼レンズ多用のカメラワークもベスの頭の中から見た世界のようで面白かったです。

エマ・ストーンの覚悟の演技、自らプロデューサーもしているので、監督に言われたからではなく自分の意思であの演技を演じきったのだと思います。あっぱれでした。

マーク・ラファエロのグズグズの演技も良かったです。ハンクー!

音楽、ベラちゃんの発音しっかり聞いて下さい。
不協和音から最後のエンディングのオーケストラまでの音楽の変化が物語にぴったりでした。
エマ・ストーンのしゃべり方もベラの成長に合わせて変わっていきます。

第96回アカデミー賞🄬でエマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』に続く2度目の主演女優賞受賞、さらに、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の合計4部門で堂々受賞となった。
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