きょん

哀れなるものたちのきょんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.0
一般の人が観ていいものなのかΣ(゚д゚lll)とまず思いました。わたしは変わった趣味なのでどちらかと言えば好みでしたが。

もはや変態の域に入っていると思ってしまった私は浅はかなのでしょうか。絶賛されている印象なので心配になってしまいました。

とはいえ、思ったまま書きます。期待はそこまでしていなかったものの、キャストが豪華なのでどうなったかなとは思っていましたが…

なかなかどぎつい映像だらけで、ブラックファンタジーやキワモノ好きのわたしでも少し違和感ありました。ラストのベラの夫を名乗る男の行く末は見るに忍びなかった。ヤギが可哀想。

中盤の外に出たベラはエマ・ストーンに色気がないおかげでさっぱり目ではありました。とはいえ、体当たり演技なのは間違いない。マーク・ラファロは流石の演技でした。ベラと立場が逆転し、荒んでいくさまお見事でした☆彡ウィレム・デフォーは狂気の中にも抑えた演技で流石の貫禄でした。

ベラの衣裳も、時代背景も不思議なところは良かったです(19世紀のヨーロッパと思わせつつ、空に謎の飛行物体が飛んでいるところなど)。

お話に深みは感じることができませんでした。いろいろ想像させる部分が欠けていた気がします。
きょん

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