アギゴン

哀れなるものたちのアギゴンのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

少しネタ漏れしてます。ネタバレは押すまではないかなぁ〜
とも思ったけど、一応ネタバレ押しました。


🧠🧠🧠🧠🧠🧠🧠🧠
わ〜なんか、す、すごい…。
流れてくる音楽からして、不安定。
誰だって頭の中ではあれやこれやと想像して、ニヤケたり、興奮したり、時には不安になったり、何故だか怒りが込み上げてきたり…。私も妄想する癖がある方だけど、これを観たら私の妄想なんて可愛いもんだ。
あの外科医自身狂ってる😆😆
この作品はあの顔面傷だらけの外科医の頭ん中の奇想キテレツな世界を魚眼レンズで覗き込んでいたような感じだった。

しかし、エマ・ストーン振り切ったなぁ〜。理性の欠片も無い無垢な役柄から、性に目覚めた大胆シーンを境にエンジン全開で、
「幸せになれる」色んな形ⰔⱄⱄⰔを実験し始める(この実験は私には胃もたれしますが、一緒に幸せになれた方々もきっといるはず♡♡)

テーマはなんだろ〜🤔と考えると
男に抑制されず「女性にも自由な生き方を!!」…かなぁ〜なんかそーゆー感じでもない気がするなぁ〜。

ベラは外科医の研究材料にされた感が私には強かったなぁ〜。
あのまま死んでしまった方が幸せだったんじゃないか…
タブーな世界に足を踏み入れて、生身の人間で実験してみたかった、外科医のエゴにも感じたなぁ〜。

ベラの衣装や男と旅に出た時の旅先の風景や乗り物の形が美しく不思議ワールドであの世界観はとても素敵だった😊

しかしながら娼婦宿のシーンは
AVまでは至らずも、入れ代わり立ち代わりで、「最高だった」「メルシー」の繰り返し。グッとくるエロティックさは無かったけど、あれはあんなに必要だったんか?と五十路のおばちゃんはゲップすら出そうになった。
でも、ヨタヨタぎこちなく歩いていたベラだったけど、終盤はタッタッタッとしっかりと歩いていて、それは強く生きていく女性の姿を感じさせた。娼婦宿も悪い事ばかりじゃなくて、そこで出会った人々によって学び、色んな経験を得て成長して行った証なのかな。
凡人の私にはなかなトリッキーな作品でした😆
皆さんの評価高めでしたが、私は
暴力変態夫とヤギのブレインチェンジに座布団3枚も付けてこのスコアになりました。
「メーェ」𓃲𓃵
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