5loth

哀れなるものたちの5lothのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
エマ・ストーン最最最高。

ヨルゴス・ランティモス映画の奇天烈さは従来通りながら、衣装や美術、撮影、役者が華やかでポップになっている。ティム・バートンやジャン・ピエール・ジュネが描くようなフリークスの哀しみにも通じるが、この映画では社会通念を一旦捨てて、人間の根源的な喜び、欲望、知性を新らしくしながら、自由を獲得していく。

とても勇気が湧いてくる映画でした。よかった。
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