こぼちゃん

男はつらいよ 知床慕情のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)
4.0
監督 山田洋次、脚本 山田洋次、朝間義隆、原作 山田洋次。シリーズ38作目。

北海道は知床を旅していた寅次郎(渥美清)は、旅宿を探している時に獣医の上野順吉(三船敏郎)のポンコツ車に乗せてもらった事が縁で、順吉の家に居候することになる。そして、順吉の家に出入りしている悦子(淡路恵子)が女将をやっている居酒屋・はまなすで、たくさんの飲み友達を作り、楽しくやっていた。ところが数日経った頃、順吉の娘で、親の反対を押し切って結婚したりん子(竹下景子)が東京から帰ってくることを聞いて、親子水入らずの邪魔になってはと、いとまごいをする。しかし、玄関でばったりとりん子と出くわした寅次郎は、美しいりん子に胸をときめかし、また娘との関係がうまくいかない順吉に一緒にいてくれと頼まれたこともあって、そのまま滞在することになる。

おいちゃんが肺炎で入院していると聞き、早速、お見舞いを買う、優しい寅さん。5cmくらいのモンキーバナナを、同室の患者さんに一本ずつ配る。洋酒を担当医に持っていくも受け取らない医者とひと悶着。

寅さんシリーズは、4年前に全50作2周していますが、全てのレビュー作成/投稿は大変なので、人気の高いヒロイン、吉永小百合さんと浅丘ルリ子さんを一つずつ、上げてました。今回は、実は三回、別名で出演している竹下景子さんが登場。

また、黒澤監督の『天国と地獄』を見て以来、機会があれば、黒澤監督の作品や三船敏郎さんの作品を見るようにしています。

三船敏郎さんが、普段、言わない台詞を言ってるのに、ビックリ。父親のはにかむ姿に嬉しくて、思わず、竹下景子さんが寅さんの手を握るシーン、見てる方がドキドキしました。

シリーズの中では、珍しく、両思いになりそうな二人。果たして、どうなるのか。

雨が止む週後半に、オリジン弁当が食べたくなりました。お握りがでかいし、鳥からが豊富。カツ煮やレバー煮、肉じゃがや酢豚。サラダも、海老とブロッコリー/ゆで卵、岩ダコと小柱の酢の物、クルミとほうれん草の白和えなど、体にも良さそう。
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