泉美

四月になれば彼女はの泉美のレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.0
2016年11月第1刷の原作本を、仕事で出先の本屋さんで見つけ、購入以来時々読むほど、大好きな本です。

ですが、原作に無かった部分は、無かった方が良かったと、私は思います。

そして弥生が前の婚約を破棄して、藤代さんの所へ来た「11月の猿」の章は、もう少し丁寧に描いて欲しかった。
弥生の「今からかけをしよう。このリンゴをどの猿が食べるのかお互いにかけよう」から藤代の家にやってきて、夜中にザンパノとジェルソミーナの映画「道」を観たシーンまで描いて欲しかった。

最初の方の中野太賀さんの「結婚はバカかノリでしょ」みたいな台詞は笑えた。
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