こやま

タイタニックのこやまのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
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まさに愛というものを体現した作品だった
色々メッセージは受け取ったが特に心に沁みたものは2つ

1つ目は出会いが内なる想いを解放させるということ
ローズは元々仕来り通りに生きることに拒絶を示していた
本来そのように考える高貴な人間は多かったのかもしれない
けれどローズはジャックと出会い、自身の欲望を解放し、愛の力を知った
しかしそれとは別に、この2人の出逢いによってあの変な元婚約者のやばい思いも解放させることになってしまったが、、、
どちらにせよ出会いは人生にとって大きな変化をもたらすのだなと思った

そして2つ目は愛に勝るものは無いということ
自分の命より愛
地位や財産より愛
それはジャックとローズの2人から終始感じたことだった
ジャックが凍え死に海へ落ちていくシーンは涙無くして見れなかった
それは2人の今後がきっと素晴らしくなるはずだったのにと確信していたからかもしれない
最後のタイタニックの船内で、ジャックとローズが1つになっているところを大勢の人が祝福しているという空想のシーンが、それを象徴しているように感じた。
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