イノセントな窪田正孝(神の子？)と、松岡茉優の拒絶と共鳴の表情変化、衰えた父を演じる佐藤浩一がよかった 俳優が良かった反面、他が微妙に感じた
前半の荒々しさで意味や理由をぶった斬っていくのかと思ったら、後半では理由を得て愛に全振りしていく 結局理由がなければ人は納得したり前へ進めないんですか？あんなに突飛なことは起こると言っていたのに、後半ではほとんどそれを感じられなかった(無鉄砲すぎるカチコミぐらい？) 物語の装置みたいに使われる仲野太賀は一体…
かなりの誇張を感じたが、マスクや言葉遣いを使った悪意ある人間の描き方がわかりやすくて上手だなと思った(意地の悪い人間は鼻マスクだったり)
ところどころ単品で聞けば名セリフとなりそうな台詞たちは使い所がチグハグすぎるし、演劇的なのか、中盤までの人々の勢いと会話の噛み合ってなさが苦痛だった(特に家族を撮影し出したところ)
停電の暗闇の中で本当にそこに人がいるのか確かめるシーンは観れてよかった瞬間だと思う
