「超絶・激アツ・人生負け組・逆襲・
緊急事態宣言発令・エキセントリック・
ファミリー&ラブストーリー」
魂に響きニスタ。
これは
「迷い子豚」や「流され弱者」、
「搾取されるサイド」に属する人間へのレクイエム。
『茜色に焼かれる』の再来。
「つたない新人AD風の撮影模様」や
突発的なアドリブみたいな
「テロップ確実のパンチラインの数々」。
「愛すべき強烈なキャラクター」と
「優しさと悲しみのバックボーン」。
まさに「ヒューマンシネマンタリー」。
「オモエモい映画」とはこのことか。
とにもかくにもアツすぎます。
踏みにじられたまんまじゃ、許せない。
舐められっぱなしじゃ、終われない。
弱くて脆くてもどかしい。
押し寄せる感情は言語化出来ないし
慣習や協調性には負けたくない。
そして
脚本、演出はもちろん
主演の二人が最高なのは言うに及ばず、
「今世紀最大に殴りたい【三浦貴大】氏」と
「今年最強に敏腕なコントレックスP【MEGUMI】ネキ」のヴィランぶりは必見。
令和の「加藤家(めちゃイケ)」な「折村家」以外も
出番少なめのサイドキャストに
それぞれ、キャラクター愛と見せ場が常備。
こんなに笑えてムカついて
熱くなれる「withコロナ」映画は他にありませんよ。
『月』で堕ちたダークサイドから
100万ボルト……いや、1.21ジゴワットの
魂・蘇生電気ショック。
最高純度に「ルーズ・ユアセルフ」な
ジャパニーズ『8マイル』は是非、劇場で。
(ちょっと違うかもしれないけど)
