地獄の黙示録&プラトーン×バンビ×聖書
アルベルト・バスケス監督によるキュートでエグい絵柄に惹かれ、試写会&ティーチインに行って参りました☆
カトリック色の濃いスペインならではの宗教観が表れた旧約聖書な展開や、みんな大好き宮崎駿の影響も垣間見られる良作!!
兄弟間の確執、愛の取り合い、異種の排除、そして創世記……
92分にあれやこれやがギュッと詰まった凄いアニメでした♪
魔法の森。
ここでは"テディベア"と"ユニコーン"による争いが続いている。
そんな中、テディベアの双子の兄弟、アスリンとゴルディは新兵訓練所で特訓の日々を送っていた。
「ユニコーンの最後の血を飲む者は、美しく永遠の存在になる」
そう信じて、彼らは森の奥へと進軍して行くのだが……
森を追われ聖典を崇めるテディベア
自然そのものとして森を守るユニコーン
分かり合えるはずなのに、そこに母、つまり神の愛の取り合いが生まれ、いつまでも血を流し続ける
そうして生まれたモノとは??
ただグロいだけかと思ってウキウキしてたのですが、想像以上に色んな要素があり、ラストはなんかずっしりどんよりキちゃいましたw
でもトトロやもののけ姫の影響が見られる作りだったり、可愛い動物たちのモニモニした動きにはニッコリ♪
ブルーベリーとかイモムシの示すモノもまた、色々考えさせられます。
次回作はテイストを変え、ブニュエル的なシュールさとミッキーマウスを取り入れるとか(笑)
これはまた楽しみだぞぃっ(* ゚∀゚)ノシ