愛の映画だ。
また愛の映画を見てしまった。
ミステリとか法廷モノではないです。
これは愛の映画です。
愛を表現するための様々な方法です。
インターステラーはその障害を距離と時間としました。
この映画はそれを精神と審判によって表しています。
主人公はたったの一度も夫への愛を否定していません。
例え殺人だったとしても夫への愛であり、残される息子への愛であることを疑う余地はありません。
夫からの愛もいたるところにあって、
夫の息子への愛もいたるところにあります。
逆も当然あります。
それがわからないのは家族と観客以外のすべての人たちだろ。
俺たちはその愛がわかるんだ。
弁護士に愛はわからないから、最後ああなるんだ。
観客に愛を疑わせたくないから最後ああなるんだ。
字幕のテクニックが憎い。
フランス語と英語で状況に応じてダブルクォーテーション(だったかな、忘れた。とにかく言語が違うという記号)をつけたりつけなかったりしている。
これによってフランス語がその場では当たり前だったり、英語がその場では当たり前だったりと、場面の移り変わりを表現している。
あと犬のシーン、
マジでどうやって撮影しているんですか?
さっぱりわからない。