冒頭みんなで午餐会の準備をするシーン、こっちにまで匂いが届きそうなくらいほかほかでキラキラで全部美味しそうで、映画館なのにものすごい轟音でお腹を鳴らしてしまって恥ずかしかった。
フォークよりスプーンで食べる多幸感、分かります。
ドダンとウージェニーの関係性も、愛の前にお互いへのリスペクトがあって気高くて素敵だった。
食事って毎日するものだけど、この映画に出てくる人たちは食べ物から得られる全てを一つずつ丁寧に堪能して、口に運ぶ度に驚きと幸せに溢れた顔をしてた。食べることを大切にしてる人はきっと他のことに対しても丁寧な気がする。
ジブリみたいなキッチンと華やかなテーブルウェア、カトラリーの使い方も流石に手慣れててかっこよかった。あくまで食べ物が主人公の映画。
パンフにレシピ載ってたけど作れるわけない。