友達がいない方が、家族がいない方が幸せというデータを見たことがある。
お金をあまり持たない方が幸せという話しも聞いたことある。
仕事はちゃんとやった方が幸せだし、この映画の主人公の役所広司は究極の幸せを求めているのかも…と思った。
早朝からトイレ掃除の仕事。
自分で掃除グッズをつくるくらい創意工夫をしているし、仕事も丁寧。
仕事が終わったら、銭湯に行き一番風呂に入る。
次に安い飲み屋に行き、そこでは「おかえりなさい」と言ってくれて、いつものメニューを出してくれる。
小さな家はちゃんと掃除し、植物を育てている。
あとは、静かに読書して、夜になったら寝る。
通勤はカセットで古い音楽を聴きながら、
昼は公園の木をフィルムカメラで撮る。
スマホは持ってない。
誰かと比べる生活をしていない。
映画だから、いろんな人と出会って面倒なことにも起こるけど、究極の幸せを求めた人の物語だと思いました。
