Netflixで鑑賞
ギャンブルでイカサマをするために特殊能力を身につけたヘンリー・シュガーという男の話。
観た後の感想は「変なの」でした。笑
元々は小説だった話をウェス・アンダーソン監督が映像化。
3週間前くらいに「アステロイド・シティ」を鑑賞し初アンダーソン作品で今作が2作目。
やっぱり独特な撮影の仕方やストーリーの進め方はまだ慣れてない感はあるが、色彩の美しさはすごく好きで見ていて飽きない。
今作はパッケージからベネディクト・カンバーバッチがドクター・ストレンジにしか見えない。笑
インパクトは半端ない。笑
(吹き替えの声優さんもドクストのまんまだったから余計に)
ストーリーは小説家がヘンリー・シュガーについて語り始めてその後にヘンリー・シュガーがカーンという透視ができる男についての本を読んで語り、どのように彼のような特殊能力をヘンリー・シュガーが得たのかがわかるという流れ。
紙芝居や演劇を見ているような展開の進み方でずっと長回しを見ているような感覚。
基本的には語りはカメラ目線で行われるのでずっと役者さんに見られているみたい。笑
宙に浮いているようなシーンもCGを使うわけではなく背景の色にした箱の上に乗っているだけなので余計に演劇みたいで面白い。
出演キャストはベネディクト・カンバーバッチやレイフ・ファインズ、ベン・キングズレーやデヴ・パテルなど本当に豪華。
40分くらいのショートムービなのでサクッと観られるし、映画としてハマれば何回もアンダーソン監督を味わうことができる良い映画でした。