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蟹から生まれたピスコの恋のsonozyのレビュー・感想・評価

蟹から生まれたピスコの恋(2023年製作の映画)
3.5
長久允(nagahisa makoto)監督による、サンダンス映画祭 短篇部門 最優秀監督賞受賞作。英題『Pisko the Crab Child Is in Love』
長久監督は、『そうして私たちはプールに金魚を、(2017)』で短編部門グランプリ、『WE ARE LITTLE ZOMBIES(2019)』で長編部門審査員特別賞と、サンダンス映画祭で3度目の受賞。

テレビ朝日で昨年9月まで放送されていたバラエティー番組『トゲトゲTV』の出演者、加納(Aマッソ)、サーヤ(ラランド)、福田麻貴(3時のヒロイン)の3人と、俳優の佐藤寛太(劇団EXILE)が出演。

毛蟹(父)と人間(母:福田麻貴)の間に生まれた(笑)、愛称ピスコ(加納)の愛と怒りと優しさの物語。
18歳の時、音楽教師の案浦(佐藤寛太)に恋をして交際し、高校卒業直後の結婚を約束するが・・・

ピスコ(本名は光子)は、カニの血筋ゆえ無意識でダブルピースをしてしまうことから、親友くぼかよ(サーヤ)が付けてくれたあだ名という楽しい設定から好き。毛蟹の父も...笑

1日でハンディカムで撮影したというハンドメイドな映像も、ラストのピスコの歌もいい。
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