沙織里は娘を持つ母親。突然、娘が失踪した。夫と懸命に探すが、、、。
完成披露試写会に参加させていただきました。
今年の邦画で間違いなくナンバーワンの演技を堪能できる。そう言いたくなるぐらい、石原さとみの演技が輝いていた。
愛娘を失った母親。偽の情報に惑わされても必死に探し求め、時に感情を爆発させて、渾身の演技に圧倒された。
そして考えさせらるポイントと言えば、情報社会。メディアを通して、娘を探す夫婦。その最中、心のないネット上の書き込み、相手の不幸を楽しむためとしか思いようがないデマが夫婦を苦しめる。
情報が溢れる社会でどのように判断し、動くか。目に見えない攻撃をどう避けるか。本作の誕生はかなり意義がある。
娘の失踪にメディアはどう扱っていくか。事実を伝えたい思いとメディア論。
石原さとみのキレ具合良かったな。どうしようもない弟に対して、罵倒したり、暴力したりと勢いがある。ちょっと好きだった笑 あと、怒りを込めて笑顔見せたのも好き。
石原さとみは吉田恵輔作品に出たかったみたいです。
