自己満足点 32点
何故か一部では好評ですが、個人的にガッカリなどんでん返し系映画でした。
確かにロバート・ロドリゲスの作品は好きな作品も何作かあります。それとベン・アフレックが主演という事で観に行ったのですが...
まずは好きだった所について。
予告の感じから若干インセプションぽさは感じてましたが、視覚的に興味深い映像表現は何回かあったのでそこは面白かったです。
あと、今作は上映時間が94分と比較的短いです。最近の大作映画は長い作品が多い中、比較的にコンパクトに纏められていたと思います。
...以上です。
何が面白くないか、一番はミステリー要素にあるどんでん返しの部分。
ネタバレしない範囲で言いますが、中盤以降に明かされる秘密は予想してなかった展開ではありました。ただ、その秘密自体が結構おかしいです。
何故ベン・アフレックの敵サイドはあんな周りくどい事をやる必要があったのか全然わかりません。
あんなマインド・コントロール、必要ある？
結局「シックス・センス」のような納得な理由も無いし、単に驚かせるような展開で凄くガッカリしました。
アクションシーンも全然ダメ。
映像の映し方や俳優の動きも下手ですし、アクション自体も派手でカッコいいものはありませんでした。
あと単純にベン・アフレックの演技が下手です。
彼は良い時はとことん役にハマるのに、演技に幅が無いのか今作は表情に乏しくて悲壮感が漂うような繊細さが無くて残念です。
ちなみにラストは続編を臭わせるような感じで終わるのですが、正直面白くないので製作しても観る気はしないです。
