TALK TO ME／トーク・トゥ・ミーのカルロスあきおのネタバレレビュー・内容・結末

映画館で鑑賞
2023年、映画館納めになった映画

母を亡くした高校生のミアが、気晴らしに仲間とSNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」を行うが、、、

オーストラリア出身の2人のYouTuberが監督した映画。
YouTuberだけあって映像の見せ方や演出は上手く面白い。

「憑依＝薬物など」というメタファーがとてもわかりやすく若者が陥りやすいものとして描かれている。

個人的には基本的にホラーが苦手だが、ジャンプスケアはほぼないし痛々しいシーンやスプラッターもないのでその分は観れて良かった。

主人公になるミアも人物像がわかりやすく展開に対しての彼女の思いや流れがわかりやすかった。

ストーリーがしっかりしているので映画時間95分の中で良い意味で長く感じるくらいでした。

ミアがどんどん悪い方向に進む流れも良かったし、後半の展開と最後のシーンは世にも奇妙な物語のようで面白かった。
A24の配給映画でも興行収入が良かったらしく次回作も制作が決まったらしいので楽しみ。

「トークトゥーミー」する側だったミアが「トークトゥーミー」される側になる話でした。