母を失い
父は信用できず
親友家族が親しくしてくれても
心の穴は何も変わらない
それを埋めたのは
謎の手を使った降霊術
そして
彼女はやってくる
のりうつる霊の怖さ
侵される意識
そんな非日常の恐怖よりも
自分勝手な行動
ソーシャルメディアへの依存
危うい好奇心
歪な友人関係
この作品の本当の恐怖は
若者を蝕む孤独
そこまでやらないだろとか
何でそうするんだとか
やり過ぎな感じもあるのですが
若者の価値基準も
私達の時代とはあまりに違うわけで
そんな得体の知れない気味の悪さ
それがずっと見てる間つきまとう
尺も手頃
ラストまで上手い具合いにまとまって
今らしさを感じさせるホラー映画でした