民族衣装はそれぞれ魅力があるが、アオザイに勝るものなしと、個人的には思っている。
暑い気候に適している上、優美でモデストで節度のある色気がウエストのスリットから覗いている。
ヴェトナムに行った時、ホーチミンでは女子高生が制服の白いアオザイを着てスーパーカブで爆走していたが、フエではホテルのレセプショニストが見事に着こなしてた。
だからといって日本でそれを着てもあの景色と気候が無ければ、そう感じ入ることも無かった気がする。
しかしこの映画には、私のお目当てのアオザイが一切出てこない。
なんていう事だ。
ストーリー構成は特に目新しさは無い。
だってあんな誕生日会開いたら、その後の筋書きは読めてしまう。
しかしそれだけヴェトナムの人は我々みたいに擦れていないと言うことでもある。
あ、でも最後のひと展開は読めなかった。
ヴェトナムの武術はキレがあっていいね。
Veronica Ngô、どうしても天海祐希さんに見える。
この人、”The princess”でもキレが良かった。