あつぼう

ヴァチカンのエクソシストのあつぼうのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.5
ラッセル・クロウ貫禄ありすぎ。
実在した神父ガブリエーレ・アモルトによる「エクソシストは語る」をもとに制作されたって事は実話なんですかね。この神父さん、生涯で数万回のエクソシズムを行ってるって驚愕の数字ですよね。
自分自身、天使や悪魔の存在って信じていないので、これが実話って言われると少し冷める部分があるのですが、映画の内容はB級タイトルの割には面白かったと思いました。ただ演出等が「エクソシスト」をベースにしているのか古臭く感じたのは否めない。
映画の中で「悪魔憑きの約98%は精神疾患」と言われていたのですが、約2パーセントは悪霊に憑かれているって事?
教会の地下に遺跡のような場所が広がっていたけど、ちょっとインディー・ジョーンズを彷彿させる展開で楽しかった。ここでキリストを刺したロンギヌスの槍が登場したら驚く展開やったけど、それはそれで違う映画になってしまいますね。
悪魔に憑かれた子どもの演技が圧巻でメチャクチャ怖かった。リンダ・ブレアを彷彿させる演技で凄すぎました。今回は字幕で観たけど、声も地底の深くから聞こえてくるようでした。これ吹き替えやったらどうやったんやろう?
神父のエクソシズムの回数が沢山あるので、続編もあるでしょうね。
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