マサラチャイ

私の頭の中の消しゴムのマサラチャイのレビュー・感想・評価

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)
1.0
話自体は悪くない。ただ、毒親持ちには地雷だった。両親と仲の良い主人公が、毒親持ちの彼に許すようにいうシーンは見ていて辛かった。許すことが道徳的に正しく、許さないことが悪という描き方は被害者をより苦しめる考えだ。彼は結局母親の借金を肩代わりするが、これが道徳的に正しいことだという考えは賛同できない。古い作品なので仕方ないとは思うが、親に苦しめられた経験のある人は見ない方がいい。