このレビューはネタバレを含みます
死のうとしないだけ…
公開時にちょこっとだけ気になっていた作品が、いつの間にかアマプラで観れたので鑑賞。
内容は超シンプル。
ナチス・ドイツ軍の小隊が、偶然すれ違ったおじいちゃんにちょっかいを出したら全滅した話。
ドラマ的な要素はほぼなく、ひたすらナチス・ドイツ軍と不死身の男との攻防だけが描かれる。
その1点集中感と、約90分という短さも相まって非常に観やすい。
主人公は、実はフィンランド最強の元軍人だった…という設定で本人は語らないが、周りの人間の証言で、それが徐々に明かされていく。
でも、圧倒的な強さを見せて敵を葬りまくるとかではなく、邦題にもある通り、とにかく不死身なだけ。
地雷で吹っ飛ばされたり、撃たれたり、首吊りにされたり…。
死んでもおかしくない目に何回も遭わされるが、やっぱり死なない主人公。
そして、何故か全く喋らない。
終始、呻き声や叫び声しか発してなかった。
…だから最後のところは「いや、喋るんかいっ!」ってツッコんでしまった。