映画タイタニックを作ってからだいぶ時間が経った今、改めてタイタニック号を研究しよう、という映像。実話を基にした物語を描くことに伴う責任、というテーマを節々に感じる。フィクションが現実を推し進め、歴史を紡ぐことにはロマンがある。けど、物語として描くべきこととそうじゃないことを見分ける配慮も必要。
あんだけ生々しい映像を作るには相当量の研究と調査が必要になるし、さらにその先もあるんだな、、と舌を巻いた。シンプルに情熱がすごい。
救命ボートの実験になると急に計算がざっくりになるのもよかったな。模型の時はキレキレの知性を発揮していたのに、疲れちゃったのかな。