ネトウヨで陰謀論者の迷惑ユーチュバー。その女性を演じているアニー・ハーディも、トランプ主義者でノーマスクを訴えていたようなので、よくある手持ちガタガタのエセドキュメンタリーではあるが、その捏ち上げたフィクションにもどこか根っこがあるというか、このイライラする配信者が一刻も早くグチャグチャになって死なねえかなあと思いながら見ていると、案外しぶとく生き残ったりするので、その作り手の底意地の悪さは嫌いになれなかったりもした。
配信されている時間帯は視聴者のコメント欄も画面に表示されていて、その適当な書き込みがくだらないのばっかりで笑った。どの状況でもエロを期待しているバカとか、煽ってばっかりのやつとか、リアルで良かった。
本編は65分ぐらいしかない。エンドクレジットをアニー・ハーディがゲスなシモネタ混じりのラップで紹介していくという斬新なのか、尺が足りないから適当にくっつけたのかよく分からない、その無意味なゴミみたいな時間が10分近くある。U-NEXT399円。
