「私は脱出する」
罪もなく軟禁された末路
コロナ禍、ロックダウン真っ只中の映画
見えないものに抑圧されたイライラ
その鬱屈した時代に過激に拍車をかけた動画配信者のイタ〜い、それはそれはイタ〜い所業が前半に描かれる
明らかにこの後しっぺ返しが来て、前半のフラストレーションが最終的にカタルシスへ辿り着く定型を行くかと思いきやそうでもない
常に斜め上を行き続ける展開に目が離せなくなるのが新鮮なところ
なかなか面白いぞ❗️
シリアスなトーンがメインだけど、節目節目でコミカルな描写がある
リアガラス越しのあの姿は爆笑もの🤣
後半に入るにつれて白石晃士監督のコワすぎシリーズ臭を感じる
POVという手法もその要因かもしれない
見切れているものの怖面白さ
全体像を映さないで想像力を掻き立てる面白さ
確実に通じる部分があると思う
予測不能なジェットコースターに乗ったような楽しさが常にあったが
エンドクレジットがどうにも長すぎた
あのラップ長すぎない？
そこだけが不満点だったかなぁ
