マキッ

妖獣奇譚 ニンジャVSシャークのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大噴火!!!
開幕で犠牲になるのが金髪水着美女ではなく、海女さんだったので日本産のサメ映画を観ているなあと思って、思わず笑みがこぼれてしまった。
謎の邪教が小さな漁村に対して悪行を重ねて、用心棒として現れた旅人は元忍者で邪教徒は妖術でサメを操っていてというストーリー。そうストーリーが割とちゃんとしていて、テンポも良かったから本当に見てて面白かった。展開は下手で正直予想が容易だったが、嫌いじゃなかった。主人公の忍者とシンスケは主人公していたし、ヒロインは美人だったのでキャラは各自割と好きだった。でもヒロイン演技…。特に好きだったキャラはクノイチと相撲取りみたいなモブと角付きの面を付けた敵キャラ。特にクノイチの初登場時は笑っちゃった。
アクションは冗談なしに本当にちゃんとしていて、監督が特撮畑の人らしいので納得。忍術でのバトルも好き。大噴火!!!でクノイチの四肢が吹き飛んだのは笑った。
シンスケが最終戦で割と致命傷を受けたのに、ケロッとしていたり傷がたまに消えたりしているとか、首を切るシーンが多いのに首なし死体があからさまに人形なこととか粗はあったけれども、そんなんは気にならないぐらいには面白かった。
ただ、サメは活躍シーンは少なかった。タイトル的にはニンジャVSニンジャ最後だけシャークというのが正確な気がする。急にでかくなったり陸を当然のように進むのはもはや最近の様式美。
ところで、女性同士のキスシーンが何故か多かったのは監督の趣味だったんだろうか。
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