終わり方に触れるのでちとネタバレです。
ネットフリックスは毎年恒例行事にしたいのか(笑)な年末の終末映画。
趣旨はドント・ルック・アップに近い。
日常からいきなり世界(アメリカ)の危機になったらどうなるか。
通信がなければ情報を得ることができない現代人、大丈夫だろうと根拠のない楽観思考でいるか、ヒステリックになるか。
実際のところできることは特になく、安全なところに避難するぐらいしかないわけで。
環境問題等を彗星の地球衝突になぞらえて、目前の危機として、目を逸らすなというメッセージをコメディに落とし込んだドント・ルック・アップの方が良く出来てると思った。
終始不安を煽る音楽やカメラワークは素晴らしい(ちょっとシャマランっぽい?)。
それが本作の良いところ。
しかし、それだけで終わってしまうのは物足りなくはないか?
オチがねえって感じがします。
しかも陰謀論が正解に見えてしまうストーリーは、それでいいのか?と疑問に思ってしまう。